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放射性物質に関するFAQ(2013/1/31更新)

Oisixではお客さまに安心して食品を召し上がっていただけるよう、
放射能検出の報道に関するお客さまからのよくあるお問い合わせとご回答を随時アップデートしてまいります。



「放射性物質検査に関する最新のFAQ」を更新しました。

【Q1】
このゲルマニウム半導体検出器はどこのメーカーのものですか?


【A1】
機器は、フランスAREVA(アレバ)グループのキャンベラ社製です。
キャンベラ社は、原子力計測および関連原子力サービスにおけるリーディングカンパニーとして40年以上の実績があります。


【Q2】
このゲルマニウム半導体検出器はどれくらいの性能があるのですか?


【A2】
液体(例えば牛乳)において、検体重量2000g、検査時間3600秒において、放射性セシウム3.0Bq/kg程度の定量が可能です。
さらに検査時間を延長することで、小さな値まで確認することができます。


【Q3】
ゲルマニウム半導体検出器を使った装置の検出限界は?


【A3】
従来と同様5−10Bq/kgです。より多くの商品を検査の対象とするため、現時点では この数値としています。


【Q4】
ゲルマニウム半導体で検査しても数値公開はしないの?


【A4】
検出があった場合は、その内容について公表してまいります。


【Q5】
どのように環境検査するの?検査に当たって食品への影響はないの?


【A5】
環境調査は、産地にて「土」や「農業用水」を採取し、弊社検査センターにて検査を実施いたします。
配送センターとは同じ建物ですが、検査室は独立して区分けしており、お届けする商品を汚染することはありません。また、食品検査用の機器とは区別し、食品検査に影響が出ないように手順を定めております。 


グリーンチェック商品について

【Q6】
「グリーンチェック商品」及びそれ以外の商品は、どのぐらいの基準値で検査をしているのでしょうか?


【A6】
「グリーンチェック商品」は、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも不検出(検出限界は概ね5-10Bq/kg)となっており、それ以外の商品は、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも 100Bq/kg以下となっております。

※牛乳・乳児用食品:50Bq/Kg 飲料水:10Bq/Kg


【Q7】
『不検出』とはどのような状態のことを指すのでしょうか?


【A7】
「グリーンチェック商品」の検査条件において検出がなかった場合、「不検出」とご案内しております。
当該検査条件の検出限界は概ね5〜10Bq/kgです。


【Q8】
食品は破砕して検査していますか?


【A8】
「グリーンチェック商品」だけでなく、すべての放射性物質検査対象について、破砕しての検査を実施しております。


【Q9】
同じ商品なのにグリーンチェック商品とそうでないものがあるのはなぜ?


【A9】
Oisixにおいて検査できる数には残念ながら限界があります。
作業の都合上、同じ商品でも規格や温度帯により検査対象になっていない商品があります。
掲載されていない規格や温度帯の商品に異常値があるということではございません。


【Q10】
前はグリーンチェック商品だったのに、対象外になったのはなぜ?


【A10】
お客さまの需要や収穫量などの条件により、対象からはずさせていただくものもございます。
商品に異常値があるなど問題があったわけではございません。


【Q11】
グリーンチェック商品とはなんですか?


【A11】
グリーンチェック商品とは、「高精度検査」を実施し、放射性ヨウ素及び放射性セシウムを検出しないことを確認した上でお届けしています。

※放射性セシウムおよび放射性ヨウ素の検出限界は概ね5〜10Bq/kgです。


【Q12】
グリーンチェック商品に青果・加工の区別はないのですか?


【A12】
「グリーンチェック商品」の場合は、青果・加工品に関わらず、「高精度検査」を追加で実施し、放射性ヨウ素及び放射性セシウムが検出されないことを確認した上でお届けしておりますので、ご安心くださいませ。

※放射性セシウムおよび放射性ヨウ素の検出限界は概ね5〜10Bq/kgです。


【Q13】
粉ミルクは全てグリーンチェック商品でしょうか?


【A13】
Oisixで取り扱っている粉ミルクは全てグリーンチェック商品となっております。
「グリーンチェック商品」の場合、青果・加工品に関わらず、「高精度検査」を追加で実施し、放射性ヨウ素及び放射性セシウムが検出されないことを確認した上でお届けしております。

※放射性セシウムおよび放射性ヨウ素の検出限界が概ね5〜10Bq/kgです。


検査体制・検査結果について

【Q14】
色々な測定機器がある中、BNC Model940(berkely Nucleonics Co.)を選択した理由はどのような理由でしょうか?


【A14】
弊社で利用しているγ線スペクトル分析装置は、公益社団法人 日本アイソトープ協会が発表しています。 「食品中の放射性セシウムスクリーニング法に対応可能な検査機器の情報について」に掲載されているものです。検査精度と検査速度が高いため、より多くの検査が実施可能です。これらの理由から 当該装置を選択いたしました。


【Q15】
BNC Model940(berkely Nucleonics Co.)を使った測定は信頼できるのですか?


【A15】
前述の質問でも記載した通り、日本アイソトープ協会が発表しています「食品中の放射性セシウムスクリーニング法に対応可能な検査機器の情報について」に掲載されている機器であり、装置の供給元であるセイコー・イージーアンドジー株式会社からの技術資料(BNC Model940の測定下限値の確認について 他)に基づいて検出限界値 概ね5〜10Bq/kgで運用しております。
なお、検査精度をチェックするために株式会社 同位体研究所などの外部の検査機関に定期的に検査委託を行い、自社分析の結果を照らし合わせることにより、この測定の有効性を確認しております。


【Q16】
検査は、測定経験のあるスタッフが対応しているのでしょうか?


【A16】
放射線取扱主任者の有資格者、放射線測定機のメーカー講習を完了したスタッフに加えて、そのスタッフの教育を受けた人員にて、測定を実施しております。


【Q17】
「グリーンチェック商品」は不検出とのことですが、「グリーンチェック商品」以外の商品は検査をしていないのでしょうか?検査対象となる商品をおしえてください。


【A17】
「グリーンチェック商品」以外の商品についても、当社センターから出荷する青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、全アイテム放射線量の検査を行っております。また、それ以外の商品につきましても、ランダムにピックアップし、検査を実施しております。
「グリーンチェック商品」以外の商品は、国の基準値に基づき、100Bq/kgを基準として下回るものを合格としております(牛乳・乳児用食品:50Bq/Kg 飲料水:10Bq/Kg)。なお、現在までに、普通の生活環境にある微量の放射線量を大きく上回る数値は確認しておりませんので、ご安心くださいませ。
また、当社では2011/3/18以降、自社での放射性物質の検査を毎日実施し産地や品目ごとの検出データを蓄積しており、放射性物質が検出されるおそれが少ない産地等を選んでの商品調達につとめております。


【Q18】
「放射性物質不検出商品の検査報告について」という案内がありますが、そこに載っていないものは検出されているということですか?


【A18】
「放射性物質不検出商品の検査報告について」では、グリーンチェック対象商品の結果について掲載させていただいております。
グリーンチェック対象商品以外の商品については国の定める基準値を超過するか否かの確認を行っていますが、現在、殆どの商品について検出実績はありません。


【Q19】
加工品の検査はどのように行われるのか?


【A19】
商品をパッケージから出して破砕し、十分に環境中の放射線をさえぎりながら検査を実施しております。


【Q20】
BNC Model940は食品向けではないと聞きましたが?


【A20】
Oisixで利用しているγ線スペクトル分析装置につきましては、食品用に調整して利用しております。


【Q21】
Oisixで販売している商品は、放射能検査を実施したものですか?


【A21】
当社センターから出荷する青果物・乳製品・卵・鮮魚・精肉について、その年の出荷開始前に、放射線量の検査を行っております。


【Q22】
グリーンチェック商品の測定検査結果に記載されている「検出せず」とは、放射性物質が全く検出されていないという意味ですか?


【A22】
記載にある「検出せず」は「基準値以下」を意味するのではなくγ線スペクトル分析装置を使用した当社センターにおける検査において、放射性ヨウ素及び放射性セシウムの検出がなかったことを示します。(検出限界は概ね5〜10Bq/kgです)


【Q23】
野菜の放射能を測定するときは、野菜を洗ってから測定するのですか?
それとも、洗わずに測定するのですか?


【A23】
私達は野菜等の放射性物質による汚染経路は、水、土、肥料など外部からのものが多いと考えており、外部の状況を表している表面の塵やホコリ、土とともに測定することにより、より漏れの少ない確認が可能になると考えています。


【Q24】
精肉の放射能の検査はしていないのですか?


【A24】
今までも定期的な検査は行っておりましたが、牛肉の報道を受けて、万全を期すため、精肉に関しましても、青果物などと同様の検査を7月13日より行うことにいたしました。
なお、当社の過去の定期的な検査においても、基準を超えていないことを確認しております。


【Q25】
「産直おとりよせ市場」の青果物の放射能検査体制はどのようになっていますか?


【A25】
海老名配送センターでサンプル検査を実施後、各地の生産者に出荷を依頼しております。


【Q26】
青果物については検査されているということですが、お水やその他の加工品はどうなっているのですか?


【A26】
卵、乳製品、鮮魚、精肉については、青果物同様に、全アイテムについて出荷前に検査を実施しております。 また放射線量の検査につきましては、水については全品目、加工品につきましてはランダムにピックアップをして検査を実施いたしました。
結果、普通の生活環境にある微量の放射線量を大きく上回る数値は認められませんでした。


基礎的情報

【Q1】
原発事故で放出されている放射性物質は、どんなものですか。


【A1】
原発事故で放出される放射性物質で、環境、人の健康に影響を及ぼす代表的な物質が、ヨウ素とセシウムです。
ヨウ素は半減期が8日なので、放出されてから数週間で大幅に減ります。
セシウムはセシウム134とセシウム137があり、セシウム134が半減期2年、セシウム137が半減期30年。長期的な影響が問題になります。


【Q2】
食品の放射性物質の量から、食べた人の被曝量を計算の方法をおしえてください。


【A2】
食品に含まれる放射性物質の量はBq/kgで表されます。
これに食品摂取量(100gなら0.1)をかけ、さらに放射性物質ごとの係数をかけて、人がどれくらい放射線を浴びたかを計算します。被曝線量の単位はシーベルトです。
例えば、セシウムを100Bq/kg含む野菜を100g食べたときは、100 X 0.1 X 0.016 = 0.16マイクロシーベルトになります。

<放射性物質を摂取したときの被曝線量係数>
放射性ヨウ素  成人0.022 乳児0.14 幼児0.075
セシウム合計 0.016(Cs134:Cs137=1:1として)
(セシウムでは成人、乳幼児の区別はありません)


【Q3】
食品に付いた放射能は家庭で減らすことはできるのでしょうか。


【A3】
食品の表面についた放射性物質は、ある程度水で洗い流すことができます。
キャベツなど巻いている野菜は外側の葉をむき、皮をむいて使う青果は皮をむけば、外側に付着した放射性物質を取り除くことができます。
野菜はゆでこぼして水にさらすと、さらに減らすことができます。


【Q4】
私達は、ふだんから放射線を浴びているのでしょうか。


【A4】
日常生活でも放射線を浴びています。
自然界にも放射性物質があり、また大地や宇宙から放射線が出ています。
また病院の検査などでも放射線を浴びることがあります。


【Q5】
「半減期」とはどういう意味ですか。


【A5】
その放射性物質が出す放射線の量が半分に減るまでの時間の長さのことを言います。
放射性物質は時間の経過とともに、放射線を出す量が減っていきます。



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