食品中の放射性物質に関する当社の取り組みについて
オイシックス株式会社
4月20日に農林水産省が発表した「食品中の放射性物質に係る自主検査への対応に関する通知」に関連しまして、お客様から数多くのお問い合わせをいただきましたので、当社の食品中の放射性物質に関する今後の取り組みについてご報告いたします。
- 食品中の放射性物質の基準値に関して、当社では2012年4月に施行された食品に含まれる放射性セシウムの新基準値(従来の暫定基準値の1/5にあたる100Bq/kg)を前倒しして2012年1月5日よりスタートしております。
- 当社における放射性物質の検査は、2011年3月18日より自主的に毎日実施しています。今後もより正確かつ精緻な体制を目指しつつ、自主検査を継続して参ります。
- ■使用している装置について
- ガンマ線スペクトル分析装置を使用しています。
- ■運用について
- 放射線取扱主任者他、放射性物質及び分析作業の知見をもつスタッフにて運用しております。
- ■外部検査について
- 厚生労働省が食品中の放射性物質に関する検査を実施することが可能な登録検 査機関として掲げております「財団法人 日本冷凍食品検査協会」等と連携し、 定期的にゲルマニウム半導体検出器などを用いて外部検査を実施しております。 なお、当社の検査結果が 外部検査の結果と大きく異なったことはございません。
- 当社では、基準値として国の新基準を採用するとともに、検出限界概ね5〜10Bq/kgとなる乳幼児用高精度検査の結果、特定の放射性物質を検出することがなかった「ベビー&キッズ商品」を用意しております。今後もお客様のご要望にお応えして、取り組みを継続します。
- ■品目数の拡大につとめます
- 2011年5月27日の取扱い開始以降 品目数を継続して拡大しており、 1000アイテムを超えるラインナップを実現しています。
- ■お客さまのご要望に応じて進化してまいります
- ご要望の多かった 青果、魚類に加えて、お菓子、調味料なども拡大しています。
- 今後も、継続的に自主検査を行うことにより、お客様に毎日の食事を安心しておいしく召し上がりいただけるよう努力するとともに、風評被害の縮小にも取り組んでまいります。また、「(社)東の食の会」等を通じて、積極的な東北の食品産業の復興支援にも取り組んでまいります。