五感で感じて・五感で育てる フルーツのような甘い野菜
三竹さんの「あまっ娘」野菜セット

目指すは“ フルーツのような野菜 ”

三竹さんは、甘〜い野菜を作る達人です。
「フルーツのような野菜」
を作るのが三竹さんの目標。

“柿のようなにんじん”
“梨のような大根”
を目指しているというから、驚きです。

「 野菜嫌いの子供ってぇのは、マズい野菜を食べているからさ。オレの野菜をたべりゃぁ、野菜好きになる ぞぉ！」
と、豪語する三竹さん。

“甘い”野菜にこだわるのは、子供にたくさん野菜を食べてもらいたいからなのだそうです。

▲このように、野菜の周りは石だらけ。でも、これこそが、実は野菜が甘く育つ秘訣なんです。


▲ご覧の通り、三竹さんの畑はものすごく開けた土地にあります。海からの冷たい風が思いきり通り抜けていく畑は、立っているだけでもちょっと大変・・・。

“根性”の入った野菜

三竹さんの畑にいくと、
他の畑と全然違う様相に驚きます。

まず、石がごろごろ。
海からの寒風がぴゅうぴゅう吹きつけ、立っているのも厳しい程。
「こんなところで野菜が育つのかしら・・・」
正直、初めてこの畑に来た時はそう思いました。

でも、この石と寒風こそが“あまっ娘”野菜の秘密！
石が多い畑は、水はけがよく、保温性があり、野菜が“根を伸ばす”のに最適！
石の間にしっかり根をはることで、 野菜が甘くおいしくなるのだそう。

「うちの野菜は、根性入っているんだ！」
と三竹さん。

その“根性”は野菜をみれば、ひと目でわかります。
大根や人参の葉は、うぶ毛がピンピンとたって、触れると痛いほど！
キャベツの葉に透けて見える葉脈は、養分をぐんぐん、ゆき渡らせているのを物語っています。

毎年続く夏の猛暑。三竹さん曰く、あまりの暑さに、三竹さん本人は音をあげそうになったのですが、野菜は根性があるから、ヘッチャラだったそうです。