うっすら汗ばむ今の時期、あると嬉しいのがひんやりフルーツ。 乾いた喉を潤すには、すっきり甘い果汁がぴったりです。

（ 水やジュースばかりでは、お腹の中がたまってしまいますしね ）

というわけで、2009年新登場。
熊本県から、とっておきのフルーツがやってきました。

それは、メロン。ただのメロンではありません。
二回おいしいメロンなんです。

「 なんとなく、メロンが苦手 」

そんな人、多いかと思います。
喉がイガイガするような甘みが敬遠されるんですね。


でも、このイガイガは、作りやすい品種を大量収穫した、お手頃メロンに見られるもの。

皮の際ギリギリまで、嫌味のないおいしさを楽しむなら、貴味 （ たかみ ） メロンに決まりです。


魅力は、とろ〜り滑らかなメルティング感。
そして、エレガントな芳香。

大玉の緻密な果肉は、クドくない繊細な甘みで、イガイガ感を残しません。

日持ちもよいので、最近にわかに人気を集めるメロンの一つなんです。

熊本県の林田英季さんは、まだ29歳と若いんですが、
「 貴味メロンのことならまかせとけ 」と言います

それもそのはずです。
貴味メロンが開発されたばかりの頃から、その魅力にぞっこん。


熊本県の実家に帰省してからは、現地でいちはやく、栽培に取り組みました。


農業では大先輩のお父様も、
「 あいつは出荷のときになると、つきっきりなんだよ。一つひとつ手にとって、これはいい、これはもう少しだって、わかっちゃうんだ 」

有明海からのミネラルいっぱいの潮風を浴びながら、林田さんの貴味メロンは、今日も元気にそよいでいます。


届いてすぐに食べれば、心地よいシャリシャリ食感。
数日置けば、濃厚ネットリ食感。

・・・二回のおいしさが楽しめるのも、熱意と自然が、みごとに掛け合わさった結果でしょうね。