お年玉の相場を子どもの年齢別にまとめました

お年玉の相場を子どもの年齢別にまとめました

毎年悩んでしまうお年玉の金額。他の親戚とかけ離れた額を入れてしまっては・・・と心配ですよね。
そんな方のために、アンケート調査をもとに、お年玉の相場をまとめました。

子どもの年齢(学年)別、お年玉相場一覧

Oisixでは2014年11月に会員様向けアンケートを行い、未就学児から高校生までのお年玉の相場を調査しました。

以下、年齢別のお年玉の相場を地域ごとにご紹介していきたいと思います。毎年お年玉の金額にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

未就学児のお年玉相場

未就学児(3歳〜6歳)のお年玉の相場は多くの地域で1,000円程度という結果になりました。「500円」と「1,000円」の占める割合がすべての地域で60〜70%を占めていますので、この金額が相場だといえるでしょう。

小学校低学年のお年玉相場

小学校低学年のお年玉の相場はどうでしょうか。沖縄を除くすべての地域で「1,000円」「2,000円」「3,000円」がそれぞれ30%前後ずつとの結果になっています。ほとんどの地域で2,000円以内におさまっているという意味で、「2,000円」程度が相場かもしれません。ただ、はっきりと言えることは「500円」が圧倒的に少数になっているということ。小学校入学以降のお年玉は1,000円以上が暗黙の了解なのかもしれませんね。

小学校高学年のお年玉相場

小学校高学年では沖縄を除いてほぼすべての地域で「3,000円」が多くなっています。小学校高学年にもなると子ども同士で出かけたり、子ども自身が自分のお財布からお金を出して使ったりする機会が増えてきます。正しい金銭感覚を身に付けるためにも、多すぎず少なすぎず、相場である「3,000円」程度が目安になるでしょう。

中学生のお年玉相場

中学生のお年玉の相場はひと目で確認できるとおり「5,000円」が相場です。ほとんどの地域で半数程度が「5,000円」との回答ですので、沖縄の方以外の方は迷う必要もなさそうですね。

高校生のお年玉相場

高校生にもなるとさすがに金額は大きく上がり、「1万円」との回答率がぐんと増加しました。とはいっても中学生の相場と同じ「5,000円」との回答も40%前後存在しているため、「1万円」が相場とはいいにくい気もします。中学生から高校生に成長したことですし、お年玉の金額も「5,000円」から少しでも増えていたら嬉しいもの。高校生のお年玉の相場は「5,000円以上」を目安にするのがいいでしょう。

お年玉のマナーと平均値から考えた、無難なお年玉の額

お年玉の金額を決める前に、一通りマナーを知っておきましょう。「えっ!お年玉にもマナーなんてあるの?!」なんていう方もご安心ください。この記事を読むだけでお年玉に関するマナーはばっちり身に付きます。お正月早々恥をかかないためにもしっかりチェックしておきましょう。

お札の折り方

お年玉をぽち袋に入れるとき、そのままではお札は入りませんよね。お札を折るときのマナーについてもしっかり把握しておきましょう。お札は肖像(表)が内側になるように、左から右の順に三つ折りに折ります。取り出して広げたときに表が上を向いている状態が正解です。

硬貨の入れ方

硬貨の場合も取り出したときに表側が上になるように入れておきます。硬貨に記載されている製造年月がある方が裏側ですので、それを下にするようにしてぽち袋に入れましょう。

ぽち袋(お年玉袋)の書き方

ぽち袋の表側には相手の名前を書き、裏側には自分の名前を書くのが基本です。

金額でNGマナー

マナーを考えると400円、4,000円などの4がつく数字は縁起が悪いため避けるようにしましょう。目安としてアンケートの調査結果をもとに一覧表にしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

対象金額
未就学児1,000円
小学校低学年2,000円
小学校高学年3,000円
中学生5,000円
高校生5,000円以上

ここまで読んでくださった方ならお正月にお年玉を渡して恥をかいた・・・なんていう事態にはならないでしょう。お札の折り方などのマナーはお年玉に限らず有効ですので、これを機にぜひお役立てください。