北海道で味噌が本格的に作られるのは、明治時代に開拓が始まってからのことです。他の地方ほど歴史はありませんが、クセの無い万人向きの味が特徴です。東北地方の各県は特に味噌との関わりが深く、味噌造りは飢饉などに備えるための大切な仕事でした。いまも昔の国名や藩名をつけた味噌が造られています。赤色で辛口の米味噌が多い地域です。

北海道では開拓当時、厳しい環境にも耐える家畜として、牛よりも豚が広く飼育されていたという。およそ70年ほど前、帯広のある食堂が、当時高級品だったうな丼の味つけに似せて、庶民的な食材であった豚肉を料理したのが始まりで、“豚丼”は帯広市の郷土料理となった。

ご飯　２人分 豚ロース肉　４枚 たまねぎ　1/2個 絹さやえんどう　少量 醤油　大さじ２ みりん　大さじ２ 酒　大さじ１ 砂糖　大さじ１ 豚肉は食べやすい大きさに切り、フライパンで焼いて火を通す。 豚肉を取り出し、千切りにしたたまねぎを火が通るまで炒める。 たまねぎを取り出し、調味料を全て入れ、とろみがつくまで煮詰めてたれを作る。 豚肉とたまねぎを戻して、たれを全体にからめる。 温かいご飯の上に４を乗せ、刻んだ絹さやを散らす。好みでこしょうをかける。