店頭でよく見かける物、あまり見かけない物。
柑橘には本当に沢山の種類があります。

そんな数多くの品種の中から、柑橘を知り尽くした“マイスター”が「今の時期はぜひこれを食べて欲しい！」と選び抜いた品種をお届けする。
それが「鶴田さんのおまかせ柑橘便」です。

鶴田ほとりさんを指導者とした「鶴田有機農園」は、熊本県の不知火（しらぬい）海を見下ろす、山々の緑に囲まれた高台にある、江戸時代初期から続く伝統の果樹農家。

今でこそ広がりを見せている有機農業を、なんと昭和8年から取り入れるなど、ただおいしいだけでなく体にもよいことを信条に、代々柑橘を作り続けてきた実績確かな生産者です。

甘夏や温州みかんなど、古くからある品種はもちろん大切にしつつ、瀬戸香やはるかなどのちょっと珍しい品種づくりにも挑む、チャレンジ精神も旺盛な鶴田有機農園。
実験的な物も含めてこれまで育て上げた柑橘の全種類を数えるとなると、スタッフでも思い出しきれないほど…。

今回の「鶴田さんのおまかせ柑橘便」では、そんな知識と経験豊富な鶴田有機農園が、その時期ごとに特におすすめする品種をお届けします！

鶴田有機農園の皆さんが柑橘栽培において特に大切にしているのが土づくり。鶴田有機農園の実質的な指導者であり、鶴田有機農園の母ともいえるほとりさん曰く「柑橘も人も、微生物や細菌に生かされているの」。

土中の微生物を活かし、増やし、環境を整える。そのための完熟有機たい肥を自ら作り上げる。

そうすることで、鶴田有機農園の柑橘には深いコクと表情豊かな甘みや酸味が生まれるのです。

「箱を開けた時、お客さまにワァーッと言ってほしいの」とほとりさんは笑います。その言葉通り、商品を受け取ったお客さまから「心のこもった箱詰め」という言葉を多くいただく、鶴田さんの柑橘。

丁寧に心を込めて梱包する。「都会のお客さまにも、田舎の空気を感じて欲しい」そんな気持ちから、時にはちょっとしたサプライズも一緒に…。まるで田舎のお母さんから送られてきた小包のように、受け取った人の気持ちをほっこりと温かくしてくれる。そんなところも鶴田さんの柑橘の魅力です。