ジャングルレモンが育つ“あびの島”は手つかずの自然が残る無人島。
生産者の大田さんも島には住んでおらず、週に1回、小さな舟に乗って、島までレモンを収穫しに行くそうです。

人の手はなるべく加えず、太陽の恵みや瀬戸内海の潮風、温暖な気候といった自然環境を最大限に生かしてのびのびと栽培されているので、栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤を使用することも一切ありません。

手つかずの自然が残っている無人島には、橋が渡っていないので、島へはいつも小舟にのって。肥料を運搬するのも、簡単ではありません。

島の白い砂浜に到着したら、今度はレモンの圃場がある島の上の方へ。トロッコのような乗り物に乗って、転げ落ちそうな急斜面をのぼっていくと、その斜面に1,500本以上ものレモンの木が広がっています。

「このジャングルの急斜面ですから、肥料を運ぶのも収穫をするのも、一苦労です。虫もたくさんいて、雑草だらけで足元も不安定。草刈は本当に大変ですが、それでも手つかずの自然が残るこの無人島で除草剤は使用しません！」と大田さん。

実はあびの島というのは通称で、正式な名前は呉市豊浜町尾久比島（おくびじま）。瀬戸内海に浮かぶ小さな島のひとつです。

無人島でのびのびと育ったレモンは、まさにどんなジャングルでも生き抜いていけそうなほどの生命力に溢れ、なかなかワイルドな見た目をしていますが、

その見た目からは想像できないくらい、香りは爽やかで優しく酸味もまろやかなのが特長です。苦みが少なく皮まで安心して召し上がっていただけます。

そんな安心安全なレモンだからこそ、ぜひ皮ごと楽しんでください！
楽しみ方はいろいろ。ぜひやってみていただきたいレシピをご紹介するので、お試しください！加熱もしないので、短時間でかんたんにできちゃいます♪