


150年以上前より伝わる天然杉の大桶で年に一度、限定醸造される醤油、それが「平左衛門(へいざえもん)」です。醤油の風味がもっとも引き立つ「寒仕込み」。江戸時代からの伝統の杉木桶で約一年かけてじっくりと醸し出された芳醇な味わいは、古き良き日本の醤油そのものです。
農家で契約栽培している山形県産の大豆、北海道産の小麦、長崎県産の塩「海水塩」。国産のみを厳選した原料を専用の杉木桶で、丹誠込めて仕込みます。毎年、平左衛門だけを仕込む専用の桶なので、平左衛門のもろみとこの蔵に棲む微生物との濃密な調和が、独特の風味を醸成します。
醤油麹と塩水を混ぜてもろみを造り、伝統の木桶で約1年かけて発酵・熟成させます。使用される桶は直径3メートル、高さ3メートルもの大きさ。職人による攪拌(かくはん)は欠かせません。さらに搾りの工程では、布に熟成させたもろみを入れ人の手で包み込む作業を繰り返し幾重にも積み重ねます。
絞りの工程では、通常は圧搾機を使用しますが、この平左衛門は余分な圧力を一切加えず自然に流れ出した「自然垂れ」のみ。そうしてできた生揚(きあげ)醤油を独自の技術で殺菌・精製することにより、芳しくも懐かしい醤油の風味が醸し出されるのです。化学調味料等の添加物は一切不使用です。
蔵元のいち押しは「お刺身」。その他冷やっこや湯豆腐、たまごかけごはん、ゆでたてのうどんに。またお正月のお餅につけたり、もちろん煮ものにもお使いいただけます。 切れ味よく、華やかで上品な香りが、料理の味わいをより一層引き立てます。
風味を保持するために、専用の陶器の瓶に詰めてお届けします。食卓でお使いいただく場合は、醤油さし等に入れ替えてご利用ください。720mlの比較的使い切りやすいサイズ。開封後は冷蔵庫での保存を推奨しています。
個人の感想であり、お客さまによって個人差があります。
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