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ゴマ柿(和歌山県産西野さん他)

ゴマ柿(和歌山県産西野さん他)

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規格：	1袋（1玉）
目安：	250g-
生産地：	和歌山県
生産者：	西野文敏さん他
栽培基準：	Ｏｉｓｉｘ基準（薬減化減）（当地比） ※2004年4月1日より、栽培基準の表記が変更になりました。新基準の表記について

食質監査	この商品はOisix独自の厳しい安全基準をクリアしています。食質監査委員会について
欠品・代替品について	★商品調達が不可能になった場合、欠品や代替品（生産者・産地相違等の商品を含みます）でのお届けとなる場合がございます。詳しくはこちら

■西野文敏さん他からのメッセージ
		樹の上で渋をぬいて完熟した柿をお届けします。一つひとつの柿に袋をかけて、樹の上で渋抜きをする手間のかかった柿です。お買いもとめいただくお客さまへ安全でおいしい柿をお届けするとともに、農業に従事する私たちの健康と、地域環境の保全にも努めるという目標を掲げ、日々の農作業に励んでいます。

■樹上で完熟する柿

ふつうの渋柿は少し早めに収穫した後、大きな室（むろ）で一斉に渋抜きをおこないますが、この柿は実がまだ青い状態の時、樹になっている状態のままアルコールを入れた袋を一つひとつ手作業でかぶせて渋を抜いています。通常の渋抜きと比べ、とても手間がかかる方法ですが、10日から2週間ほど長く樹になっているので甘みが増し、より完熟した状態で収穫できるんです。
樹上で渋ぬきすると、柿の渋み成分であるタンニンが固定化され、果肉にはゴマ状の斑点がたくさん入ります。こうなると渋みを感じなくなり、コクが増すんですよ。樹上で渋ぬきした柿ならではの甘みとコクをお楽しみください。

■ゴマの秘密

果肉に入るゴマ上の斑点ってなんだろう？と不思議に思ったことありませんか。
実はこのゴマの正体はタンニン（渋み成分）の塊なんですよ。通常、渋柿にはタンニンという渋み成分が果肉に溶けこんでいます。それが舌の渋みを感じるセンサーに触れることで、渋くて食べられないと判断されているんです。
干したり、アルコールなどで脱渋することで、果肉の水分が減り密度が高くなって、タンニン同士がくっつきやすくなります。くっつくことで化学物質ができあがり、舌の渋みを感じるセンサーに触れることがなくなるんです。
「渋が抜ける」という言葉を聞いたことがあると思いますが、実際は渋がなくなったのではなく、感じないように変身したというのが正解なんですよ。

【ご注意】この柿はもともと渋柿ですが、アルコールで渋を抜いています。出荷時に検品し、渋がぬけたことを確かめていますが、まれに渋みが残ってしまう場合があります。その場合は、常温で数日おき、少しやわらかめになった時点でお召し上がりください。